なんとなくそうなるんだろうと思っていたことがそうならないとき(高校野球の不思議)
なんとなくそうなるんだろうと思っていたことがそうならないときー
ときー
高校野球の坊主頭選手が増えてるときー
ときー
って、”いつもここから”風に始めてみましたが、うーん、分かりにくかったな。。
まぁ、それはそれとして。
選抜高等学校野球大会、いわゆるセンバツが大阪桐蔭高校の優勝で幕をとじたようで、ずんぶんと盛り上がったみたいですね。
やっている高校生見ていると、一生懸命やってて、好感もてます。
それに対してはね。
なんだけど。あの坊主頭ね。
あれ、違和感感じませんか?
俺の記憶では、1980年代後半から、1990年代前半にかけて、長髪の野球選手が増えてたような記憶があるんですよね。
甲子園に行くような強豪校でも、結構、長髪オッケーのところ多かった印象です。
で、ちょっと、別記事をみてみると、やっぱりそうだったようなんですよね。
あの当時高校生だった自分の周りでも、「坊主頭にしたくない」っていう理由で、野球やらないやついっぱいいたもんなぁ。
で、当時は、「そーゆー傾向はどんどん強くなって、21世紀くらいには、坊主頭の高校球児はいなくなるんだろうな」とバカな頭で考えてました。
きいたわけじゃないけど、周りもそう思ってたんじゃないっすかね。
しかしですが、いまや、ほぼほぼ坊主頭でしょ。
坊主頭=クールって、イメージが定着しているのかもしれませんが、なんか、おかしい気がするんですよね。
何か逆行しているような気がしていましてね。
で、ここからは自分の想像なんですが、なんとなく、日本を覆っている状況がここに影響したのではないかと思っています。
今、全体として保守傾向が強いでしょ。
それは、政治だけじゃなくて、メディア、ファッション、製造などでも、新しいことをやるよりも、既存の方法を選択するっていう方向になっていませんかね?
政治では、同じ政権が長くやることが好まれていたり、TVなんかでも、いわゆる若手は出てこれなくなっている気がします。
若手っていわれている人が30台後半くらいだったりするもんなぁ。
これまでやってきたことを、うまく再現できる人が好まれている気がします。
この保守傾向が高校生を坊主頭にむかわせているんじゃないですかね。
若者って、一見すると、自分たちでいろんなことを選択しているようにみえるけど、実はそうじゃないことって多い気がします。
結局のところは、個々としてはちがっても、全体としては、大人を見て、望まれているように行動しているんじゃないですかね?
そういった意味で、大人は「坊主頭じゃなくってもいいんだよ」ってメッセージしてあげる必要があるんじゃないかって思いますけどね。
ですが、「高校野球は坊主頭じゃなきゃだめだ」って人、多いんだろうなぁ。
そんな傾向だから、日本人選手はMLBで、大スターになれないんじゃないですかね?
というか、そういう人たちって、「日本人は、メジャーを目指すんじゃなくて、日本プロ野球でプレーすればいいのだ」とかってクソみたいなこというんだろうなぁ。
大谷翔平選手、活躍してますけど、返す返すも、彼を高校卒業と同時に、メジャーに行かさせてあげてれば、って思います。
これだけの野球人口があって、MLBで、圧倒的に活躍できてる選手がいないってのは、高校野球のシステムに問題があるような気がするんです。
高校野球だけじゃないんですが、どうもここのところローカルで閉じて、外に目を向けないような傾向がにじみ出ている気がします。
それが良い方向ならいいのですが、安直な安心に沿ってるだけにみえるんですけどね。
どうですかみなさん!!ダーっ!!